ポロンの特性

14202001
放射温度計によるタイヤ表面温度の測定、室温よりも3度ほど高く測定される。

ここ数年、タイヤのスポンジ材にPORON SR-S-24Pの3mm厚を利用している
柔らかいスポンジだが圧縮による残留歪が非常に小さいため、使っているうちにタイヤがヘタることがなく、20ヶ月程度前に作ったタイヤは今も問題なく使えている。

が、しかし、一点どうしようもない弱点があり
低温時には弾性が下がりタイヤが硬くなってしまう。
硬さの感じも単にガチガチになるのではなく、一度変形すると復元するまでに時間がかかるようになる。
経験上、室温が15度以下になるとグリップは期待できない。
冬場に使うにはエアコン環境が必須となる。

※その前はPORON LE-20の5mm厚を使用していた。LE20のほうが低温時の硬さ変化は小さい。

※スポンジは痛まないが、最終的にはサポート材とスポンジ間が裂けることで壊れる。
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