画像処理マイコンカーの運動性能の悪さの要因の一つに、重心位置の高さがある。
重い照明が高い位置についていることが運動性能を悪化させている。
で、
3mmサイズの砲弾型LEDの超明るいやつを照明に使えば軽量かできて良いんじゃねと考え、NSPW500GS-K1よりも明るい36.1cdの日亜NSPG300Dを試してみた。
結果は
目視での感覚とはかけ離れて暗い。前回ためしたTLCR5800よりも暗い。LEDの配置を調整してみるも殆ど変化なし。
結局、照明の軽量化はNSPW500GS-K1の配置を換えてLED2個分の削減しかできず。
なんでこんなに暗いのかと調べてみると
光度の単位であるcdは人間の目で感じる明るさを基準に作られており、
さらに視覚は緑色の波長の感度が最もよいるようだ。
よって緑色にピークを持つ人間の目で緑色LEDが明るく見えたとしてても、ほぼフラットな感度のCMOSにとっては明るいとは限らないことになる。
そういえば、岐阜高専での実習でカラーカメラの各色の画素はR:G:B=1:2:1だったと習ってた。
さて、
カメラは白色LEDのどの光に反応しているのだろうか?
白色LEDの光は強い青色と、その半分以下の強さの緑~黄色の組み合わせで出来ている。
人間の目には緑~黄の色は十分に見えるが
殆ど青色で露光していることになるのだろうか?
青色よりもカメラの感度よい赤色LEDでも
あまり明るくなかった結果があるので良く分からない。