総文祭にお招き頂く、
多くの参加人数と広い会場で行われた大きな大会は、一日目に試走、2日目にフリー走行による予選。3日目に決勝が行われた。
決勝は2回走行の合計タイムによる順位づけで、1走目はビブスによりIN,OUTどちらかの走行になり、2走目がは1走行目の記録の上者のみがINコースで単独走行を行い、2回走行の合計タイムを競うルールである。
決勝1走目は、完走率も高いが、それ以上に、最初から可也の速度で走る車が多く大会のレベルの高さを感じられた、
決勝2走目は、何秒で走れば1位になるかの表示や、おそらく初の試みとしてコースの区間タイムを測定により、その時点の、区間ベストタイムとのタイム差が表示され、どこで差がつくのかも見れる。
区間タイムを見ていると第1から第3区間まではベストタイムにも関わらず、ゴールでのタイムが伸びない車や、その逆もあり、最後の区間の差が勝敗を分ける部分があったようだ。
上図が最後の区間。上り坂、135°カーブ、坂上の長い直線、下り坂、直線、クランク、180°カーブで構成される
決め手は恐らく、下り坂を含む直線でどれだけ踏めたかだろうと思う。
通常、坂上の区間は短くタイムへの影響が小さいので、下り始めのトレースの安定性確保のために速度を落して走るのが定石だが、今回のコース(下り坂前後が直線)に限っては、結果論だけど、坂上の最初のカーブ後には速度を出して行ったほうが、多少ライントレースや車体が暴れようとも良い結果につながる。
普段見かけないレイアウトなので想定調整はしていないだろうから、本番一発で飛ばしていった覚悟は見事である。
参加者や引率の皆様、大会を運営いただいたボランティアを含めたスタッフの皆様、おつかれさまでした