小まめに壁センサをOFFすることで省エネ化を進めているが実際に壁センサがどの程度電力を使っていたか測定する。主電源での平均電流を測定する
通常アイドル時:99.6mA
壁センサOFF時:78.1mA
思っていたよりも多い印象である
月: 2021年12月
こつこつ(ログ保存方法変更)
吸引力が上がったので加速度を上げて最高速度を早くしたい。ところが、今のソフトではログの都合により2.5m/s以上の速度が設定できなかった。
8bitで1bit=0.1m/sで目標速度を保存していたのを、10bit割いて1bit=0.05m/sで保存することにした。これで5m/sまで保存できる。
ついでに、左右のタイヤの回転速度をそれぞれ8bitで保存していたのを、走行速度(左右タイヤの回転速度の合計)は目標速度との差分を8bitで保存して、左右のタイヤの回転差を8bitで保存することに
15m/ss加速はふらつきが酷い、まずは12m/ssが妥当な目標に感じる
吸引機構のスカート変更
やる事リストを潰していく
スカートの材料を約0.1mm厚の帯電防止パウチ袋の素材から、その半分の厚さのフッ素樹脂フィルムに変更する。
薄く柔らかすぎて加工しにくいため、加工時には養生テープに張り付けて好みの寸法にカットして、次に養生テープから剥がして使用することで、何とかくみ上げる
吸引力がファンモータ電圧3.5V時に12g→22gに増加した
真上から迷路を撮影しよう
この記事はマイクロマウス Advent Calendar 2021の6日目です。昨日の記事はtennisyiさんの紙式エンコーダの紹介という記事でした。重量やレイアウトの悩みが軽減される軽量小型なエンコーダは羨ましいです
それでは早速ですが↓の動画を見てください。真上から撮影された迷路は見やすいですよね。
この動画はブーム付きマイクスタンドに、マイクスタンド⇒カメラ&レコーダー 変換アダプターを使って、画角78度のWebカメラで撮影しました。
上記のブーム付きスタンドを利用することで人の2mを超える高さから撮影ができます。さらに、ブームアームによって迷路を上空から見下ろすアングルで撮ることができます。
この撮影方法によればマウスが壁に隠れることもないため、ターゲットの位置を正しく走っているかの確認が容易になります。さらに、競技者や審査員、観客の顔が映りこまないためWebにアップする際に(プライバシーに配慮して)ボカシ処理を入れる手間も無くなります。
ただ、今回の30fpsでの撮影では赤い彗星2.1 の第2走行以降は残像しか見えません。せめて60fpsで撮影するべきでした。
ということで、天井カメラや2階席といった設備が無い会場での記録用に各地区支部での導入いかかでしょうか?ちなみにクラシックマウス競技やマイクロマウス競技の32×32の迷路用に、さらに高い位置から撮影したい場合には一回り大きなブームアーム付きライトスタンドが選択肢なりそうです。
※今回のスタンドと画角の広いのカメラを組み合わせでも、画面の端が歪みを許容できるのであれば撮影はできます。
明日は InpさんのWebots×マイクロマウス(シミュレーション)についてです。お楽しみに!
ToDo
・省エネ化
関西地区大会で5走後にバッテリ電圧が3.7Vを切っていた。全日本だと持たなさそう。
・赤外線センサをOFFできるようにする
・ゴール後はOFFする
・180、90度の超信地旋回中はOFFしても問題なさそう
壁との距離が悪くない時は180度回転で回るはずが、90度づつの回転が多い。なんかおかしいので要確認
・探索時のゲインを下げる
・電圧低下しても操作できるようにする。
・探索の安定化
・探索時のゲインを下げる
タイヤに埃がつくと発振しだすことへの対処
・探索の90度旋回のRを大きくする
スリップ予防
・吸引ファン
なんでこんなに吸引しないのか?
・スカート変更
いままでの物は分厚て硬すぎることが判明
・ファンの電圧
ON固定が普通とは知らなかった
関西地区大会
大阪電気通信大学で行われた2021年度マイクロマウス関西地区大会。2年ぶりの大会には約60人が参加し大賑わいで行われた。
快適な明るさの会場は、マウスには少し明るすぎたようで、前日の試走から大会を通して遮光に翻弄することに。そんな中、可視光センサのPicoがあまり影響を受けていないように見えた。なぜだろうか?
また、マイクロマウス競技の競技人口が増えていたのも印象的だった。HM-Starterが広げた裾野は大きい。
競技に参加したマイクロマウス部門の成績は2位。関西地区での入賞は初めてで嬉しい。景品のオシロスコープありがとうございます。
大会を開催してくださいました大阪電気通信大学自由工房の皆さん。参加者の皆さんおつかれさまでした。
パドックの様子
ロボトレースの設営の風景。
床材の4辺に設置したメジャーを読みながら、対辺のいる二人がタコ糸を引っ張ってX軸座標を位置決めし、さらにもう一組がY軸座標の位置決めすることで、コースの基準座標の印を付けていた。