掘り出し物のリポはないか?

 Amazonとかアリエクスプレス、またはその他のECサイトで購入できるリポバッテリーの中で、マイクロマウスに適した掘り出し物を見つけるにはどうしたらいいだろうか?ということでリチウムイオン電池について調べていく

 リチウムイオン電池の正極の種類にはLiCoO2(コバルト酸リチウム)、NCA(ニッケルコバルトアルミニウム)、LMO(マンガン酸リチウム)、FePO4等、があり、LiCoO2が広く普及しているもの、NCAは公称電圧が3.6Vになる。LMOバッテリーは公称電圧3.70V(3.80V)で充放電特性も優れる。FePO4は公称電圧3.2VでLi-Feバッテリーと呼ばれているもの。また、LiCoO2の中でもLiHVは公称電圧3.8Vとのこと。
 一方、リチウムイオン電池の負極には黒鉛が広く使われていて、チタン酸リチウムは電圧が低くなる
 そのため、ECサイトで販売されている公称電圧が3.7VのものはLiCoO2かLMOになりそうである。LMOのほうが放電特性が優れるがLiCoO2でも15Cの物はあるようだ。
その他の参考
リチウムイオン電池用電極材料
リチウムイオン電池の「正極材」の種類と特徴を化学的に説明|有力な正極材メーカーも紹介
 
 リチウムイオン電池の構造では、容量と出力特性はトレードオフの関係になっているそうで、たしかに手元にある15Cとか20Cとかのハイレート対応のセルは体積が大きいものが多い。
 ということは、特に記載のない電池でも容量に対してサイズの大きいものは出力特性の良い可能性が高くなるのだろうか?

コメントする