国際ロボット展で行われたマイクロマウス2021に参加する。リアルでの前日本大会。本当にありがたい。
今回の大会では斜め走行での最短の成功を目標としていて、それを無事達成できた。
また、70mAhのリポで探索と最短を十分走れることを確認できた。
また、マイクロマウス2019でのリタイアの原因である30区画後くらいの直線の後のターン区間の間違いが発生しなかった。これは、4輪化と吸引機構の導入によって、タイヤの滑りや、迷路の継ぎ目でのタイヤの空転が減ったことが効いたと考えている
来シーズへの課題は、横壁センサの取り付け角度。横壁センサが壁面と床の境界付近を見ているため、壁が床面までしっかりと刺さっていない場合に読み間違いを起こしてしまった。これは、床面が黒色じゃない場合にセンサの値がくるっていたのを見過ごしていたことが原因で、あの規模の迷路の壁の全てを床面まで挿入することを保障するのは無理だろう。
課題の2つ目は最短経路所導出。本番での探索は全面探索はできなかったが、それでも西北東の長い直線を通るルートは選択できたはず。いまの最短経路導出では3歩分の重みづけにより上述のルートを選べなかった。ダイクストラ法を考えるときが来たかな?
課題の3つ目は、探索方法の種類の拡充。全面と往復の2種類に加えて、行だけの片道探索、雑な全面探索、直線優先の探索等を選べるようにしていれば、2回目の探索の失敗は防げたと思える。
つづいて、Finalでのパラメータ。探索の失敗により一回限りの最短走行なので、前日の試走で最も完走率の高かったパラメータを選択した。
最大速度は3m/s
加速度は10m/ss
ターン速度は0.8m/s
素晴らしい大会を運営してくださった皆様、ありがとうございました。